【ツインレイ】それぞれの孤独感 / 後編
前編 からの続きです。
サイレントが始まったばかりの頃の女性レイは
ただひたすらに、その胸を痛めている状態です。
納得のいく説明も無いままに去っていた彼のことを
どうしても諦め切れずに深く思い悩みます。
ここで、男性レイを執拗に追い掛ける女性レイも
きっと少なくはないはずです。
断じて応えようとはしない男性レイの決意を知り
少しずつふたりの現実を受け入れていく女性レイ。
表向きには落ち着きを取り戻しながらも
それでも、精神の崩壊が治まることはないでしょう。
加えて、現実面も崩壊して一気にゼロへ戻される為
女性レイはあらゆる再起を目指さなくてはなりません。
暗い孤独感と対峙しながら。
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「私は独りぼっちだ」と女性レイが思い込んでいても
女性レイの周りには手助けしてくれる人々がいます。
単に女性レイが『ひとり』を選んでいるだけなのですが
このことに気付かない限りは孤独感が続いていきます。
人々の手助けや優しさを受け入れようとしない為に
実質的に『独りぼっち』から抜け出せないでしょう。
一方の男性レイは、何事も無かったかのように
いつも通りの日常を送っていきます。
男性レイの元には相変わらずたくさんの人が集いますので
女性レイとは違って『独りぼっち』にはなりません。
ですが、決して独りぼっちではないものの
男性レイも心の奥底では孤独に耐えているのです。
女性レイの瞳にはそのように映らないはずですが
男性レイは何も好き好んで
ふたりの関係性にピリオドを打った訳ではありません。
男性レイにとっては、正に苦渋の選択 / 決断で
「そうする以外に他が無かった」と言えるでしょう。
本当は愛して止まない女性レイのことを
自ら手放すしか出来なかった男性レイの痛みと孤独感は
女性レイのものよりも遥かに大きいかもしれません。
女性レイから逃げたことで解放感を得た代償として
男性レイは誰にも言えない孤独感を背負うのです。
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女性レイは様々な課題と向き合いながら
やがては自分の力で孤独を克服することが出来ますが
男性レイは女性レイの存在なしでは克服が不可能です。
更に突き詰めると・・
女性レイの愛に支えられなくては
男性レイは孤独から抜け出せない のです。
その為には、男性レイが女性レイへの気持ちを
素直に認めることが大前提となってくるものの
男性レイの心に根付く『恐れ』が邪魔をします。
「気持ちを表現しても、また裏切られるのではないか?」
「また失うのではないか?」という『恐れ』です。
これらの恐れから目を背け続けている限り
男性レイの孤独感は一向に消えることはありません。
ですが、男性レイにもいつか気が付く時がやって来ます。
「逃げてばかりでは駄目だ」と。
男性レイの孤独感を癒してあげられるように
まずは女性レイが自身の孤独と決別してあげて下さい。
そして、男性レイの愛情を受け取れる器を
しっかりと形成していきましょう。
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