【COLUMN】「ネットリンチ」に潜む残忍性

3月15日の記事の冒頭部分で

「動揺を覚える出来事が起きました」

「色々と考えさせられる部分が多々ありますので

折を見てコラムで綴らせて頂こうと考えております」

と書かせて頂きました。

あれからおよそ3ヶ月が経過して

ようやく客観視できるようになりましたので

改めて、この出来事を通して感じたことなどを

綴らせて頂ければと思います。

記事タイトルをご覧になられてご関心がおありでなければ

今回の記事はスルーなさって下さいね。

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私はSNSがあまり得意ではない為

プライベートで使用することは現在ほぼありません。

ですが、情報収集の一環として

頻繁に利用しているSNSがひとつだけあります。

情報収集する対象は日本の政治に関することです。

若い頃は政治に興味を持つことや

愛国心を感じることなどは特に無かった私ですが

着実に年齢を重ねる過程において

また、海外で生活をしていく中で

我が祖国日本の素晴らしさを実感するようになりました。

日本の素晴らしさを強く実感出来るようになれたのは

故・元安倍総理や先人の方々のお陰でもあります。

安倍総理や先人たちが成し遂げられた

数々の功績があるからこそ、日本人というだけで

異国の地で尊敬 / 賞賛の言葉を頂くことが多々あります。

私の居住しているトルコが親日家という点もありますが

「日本は本当に良い国だね」と高く評価して頂ける度に

私の中で愛国心がより深まっていきました。

愛国心が芽生えていくと

気になることは、やはり日本の政治です。

日本から遠く離れていても

愛する祖国がより良い方向へ向かって欲しいとの願いが

私の心で絶え間なく息づいています。

トルコの政治にも勿論関心があるものの

日本の政治や情勢の方をウォッチしている私は

前述のSNSで最新の情報を日々収集しています。

あくまでも情報収集が主たる目的ですので

基本的にコメントを残すことはありませんが

どうしても看過できない投稿を目にしたことから

私は意を決して異論を唱えるコメントをしました。

投稿主は弁護士の方で

私とは異なる政党を支持されておられます。

どの政党を支持するかは個人の自由です。

ただ、弁護士らしからぬ軽薄で偏った言葉に思え

言論の自由内で異論を唱えた訳ですが

私のコメントがよほど癪に障ったのでしょうか。

私以外の方々の異論コメントは無視されながらも

私にだけ「どうしてそんなにムキになっているの?」と

応戦の姿勢を取ってこられました。

それだけなら問題ではありません

お互いの主張に耳を傾けるだけで終わる話です。

問題なのは、外野からの私への攻撃でした。

外野とは、弁護士の方と同じ政党を支持している方々です。

謂わば親分のような弁護士の方が私に応戦したことで

外野の方々から誹謗中傷とも取れる罵詈雑言が

私の元に寄せられました。

「頭おかしいんか?」

「頭が悪い奴にあげる薬があれば良いのにと思う」

「日本語分かってる?」

「覚えたての単語を使ってイキってるの?」

「捨て垢で好き勝手なこと言うな!」などなど・・

(私は捨てアカウントは使っておりません、悪しからず)

もっと酷い言葉が多々あったかと記憶していますが

嫌な気持ちにならない為に忘れたように思います。

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私に罵詈雑言を浴びせてきた方々は、きっと

日常生活でこのような表現は使わないと思いますので

恐らく、お互いに正体が分からないSNSを逆手に取って

攻撃性を出してこられたのだと解釈しています。

もしかすると、日頃の鬱憤を晴らす部分もあったり

本当は孤独で寂しい方々なのかもしれません。

ですが、顔が見えない / 面識が無いからといって

他者を侮辱する発言が許されるべきではありません。

今回の私のケースは、正にネットリンチと言えるでしょう。

一時的に動揺を覚えて、食事も摂れなくなりましたが

幸いにも早い段階で気持ちを切り替えることが出来ました。

ですが、全ての方がそうとは限りません。

ネットリンチに遭ったことで精神を病んで

悲しくも自死を選ぶ方々が実際に存在しています。

SNSは誰でも気軽に使えるツールではありますが

ネットリテラシーに準じた使い方をしなければ

誰かを傷付けて悲劇の生まれる可能性が否めませんし

開示請求を受けて法的に訴えられることも考えられます。

インターネットが飛躍的に発達して

私たちの生活はあらゆる場で便利になったものの

その分、コミュニケーションの質が劣化した側面も

多分にあるように感じられてなりません。

今回の出来事を貴重な教訓と捉えて、今後は更に

健全なSNS利用を心掛けようと思った次第です。

長い内容を最後までお読み下さり有難うございます。


~ Une âme / Twinray ~

* ツインレイ、ふたりで紡ぐひとつの魂 * ツインレイの愛と試練、男性レイの心理について綴ります ツインレイセッションも承っております