【INNER CHILD】孤独慣れしていませんか?
インナーチャイルドの影響を強く受けている場合
ふとした瞬間、とてつもない孤独感に襲われます。
孤独感に襲われる瞬間というのは、ひとりで居るときよりも
誰かと一緒に居るときの方が多いかもしれません。
また、誰かと一緒に居るときに感じる孤独の闇は
ひとりで居るときのものよりも更に色濃くなってきます。
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インナーチャイルドの思い込みのひとつに
私は誰からも受け入れてはもらえない
というものがあります。
潜在意識の奥深い部分でくすぶっている思い込みの為
普段は自覚することが少し難しくなってきますが
人間関係 / 恋愛関係が進みそうになると
顔を覗かせてきては本人を苦しめる要因に変わります。
本当の気持ちとしては「受け入れてもらいたい」なのですが
自分を認めてもらうことが叶わなかった幼少期の経験から
「受け入れてもらいたいけれど、きっと無理だ」
という思考(思い込み)が前面に出てきてしまいます。
その為、本人ではコントロール出来ない力が働き
無意識的に周囲へ対して心を閉ざす選択を取ります。
受け入れてもらえなかった場合に生じ得る鋭い痛みを
心閉ざすことによって未然に防ごうとしているからです。
「いま目の前に居る人たちは、私と仲良くなりたがっている
私のことをより理解しようとしてくれている」
このことが充分に分かってはいても、それでも
思い込みを無くしてしまうのは容易いことではありません。
もし、私が心を開いて距離を縮めようとしたとしても
本当の私を受け入れてはもらえないのでは?
もし、私が心を許したとしても
最後にはそっぽを向かれてしまうのでは?
これら潜在的な不安と恐れを抑え切れずに、やはり
心のシャッターを下ろさざるを得なくなります。
ですが、自らシャッターを下ろし境界線を引いたとしても
そのことによって表出した距離を俯瞰しながら
孤独感にいたたまれなくなってしまいます。
何故なら、自分が放棄した楽しい人間関係が
目の前で軽やかに展開していくからです。
例えば、数人で同じテーブルを囲み会話に加わってはいても
心を閉ざしたことによって
真にメンバーへ加わっているとはならないのですね。
近くに誰かが居るからこそ
孤独感は一層深まっていきます。
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誰かと一緒に居ても、孤独感を感じてしまう
相手との距離を縮めたいのに、つい心を閉ざしてしまう
このようなケースは 私は誰からも受け入れてはもらえない
との思い込みが根付いていることが考えられます。
インナーチャイルドは負の感情が大好きですので
孤独感を味わうと同時に
そこから大きな安心感を本人へもたらします。
実に整合性がないように思えますが
「孤独な私 / 幸せではない私」というものに
居心地の良さをもたらしてくるのですね。
何故なら、これまでずっと孤独感や幸せではない状態が続き
すっかり慣れてしまっているからです。
寂しくはあっても、孤独から居心地の良さを感じていたり
「孤独である私」に慣れているようであれば
癒されていないチャイルドが残っているかもしれません。
思い込みは、単なる思い込みに過ぎません。
貴女が望みさえすれば
貴女を受け入れてくれる人々はたくさん存在しています。
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