【MINDFULNESS】「愛される力」を養う
私たちが『この世に生を受ける究極の目的』とは
何だと思いますか?
『究極の目的』を別の言葉で表現すると
『使命』とも言い換えられますが
これは 愛し愛されること に尽きるでしょう。
そうです、私たちは皆
愛し愛されることを学ぶ為にこの世に生を受けるのです。
愛は大きな幸福感と喜びをもたらしてくれますが
同時に、苦しみや痛みを感じさせるものでもあります。
特に、その愛が深ければ深いほど
相手に抱く恐れの感情は必ず大きくなります。
愛と恐れは、常に表裏一体なのです。
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
誰かを愛することは、比較的簡単かもしれません。
普段あまり意識していないだけで
誰にでも愛する力が本能的に備わっています。
これは、美しいものを目にしたとき
自然に且つ素直に「美しい」と感じる感覚と
とても似ているように思います。
では、愛されることはどうでしょうか。
恐らく、愛することよりもハードルが高くなるでしょう。
『誰からも愛されない』ということではなくて
差し出された愛情を素直に受け取る作業は
ときとして、非常に困難なものに形を変えるからです。
困難に感じられる理由は様々にありますが
代表的なのは 愛の受け取り拒否の発動 です。
どうして受け取り拒否が発動するのかと言うと
自分に対して絶対的な自信と信頼を持てていないから。
更に本質的な部分を深掘りしていくと
自分自身を真に愛せていない という点に辿り着きます。
色々な言い訳を探しながら、「どうせ私なんて」や
「こんな私は」が口癖になっている方は、ご自身を
本当の意味で愛せていない可能性が考えられます。
自分を愛することが出来ていない状態で
他者から差し出される愛情を受け取ることは
非常に難しいとお分かり頂けるはずです。
また、難しいばかりではなく
大きな矛盾も生じていることが見えてきます。
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
他者からの愛を享受する、つまり
愛されることを認める / 受け取る為には
自分自身を愛してあげるところからスタートします。
とても奥深いテーマとなりますので
ここでは簡潔にお伝えさせて頂きますが
私を愛してあげる最初の一歩は
自身に対して「ここが嫌だな」と感じている点を
少しずつ丁寧に取り除いていくこと です。
例えば、時間にルーズな点が嫌なのであれば
いまから時間に正確な私になってあげて下さい。
お部屋が散らかっていることが嫌なのであれば
いますぐ片付けて綺麗にしてあげて下さい。
「たったこれだけ?」と思われるかもしれませんが
効果は絶大ですので試して頂ければと思います。
ひとつずつ取り除いてあげる過程において
必ず自分自身のことが好きになっていくでしょう。
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
「愛する彼からの愛を受け取りたい」と
願っておられる方はきっと多いはずです。
ですが前述のように、愛されることは
愛することよりもハードルが高くなりますし
自分が愛する人物からの愛情を受け取るとなると
そのハードルはより一層高くなってきます。
一足飛びに考えて
彼の愛情を受け取ることだけを目指すのではなく
まずは、彼以外の人物から寄せられる愛情を
素直に受け取れる練習を重ねていきましょう。
多くの方が誤解なさっているかもしれませんが
彼以外の人物からの愛情(好意や優しさも含みます)を
受け取ることが出来ていない状態では
彼からの愛情を受け取ることは不可能に近くなります。
何故かと言うと、愛と恐れは常に表裏一体ですので
この恐れを小さくしてあげる為には
彼以外の人物からの愛情を受け取る練習が必要なのです。
補足となりますが
彼以外の男性に「魅力的だな」と思って貰えないと
彼からもそのようには思って貰えません。
貴女自身を好きになって愛してあげて
そして、周囲の人々からも愛されるようになった上で
彼からも愛して貰えるという順番を忘れないで下さい。
* 関連記事 *
各セッション詳細 / SNS等はLinktreeからご覧頂けます
0コメント